スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

未完成ということ

2014.09.19 (Fri)
ずいぶん昔、「農業課程」という授業があった。

普通科なのに不思議な科目ではある。

たぶん「農業…」に間違いはないと思う。

何が言いたいのかというと、その先生の話が今もって忘れられない。

内容は取るに足りないエピソードで、

彼は悠々とのびやかに、そして満足げに、さらにロマンを漂わせ、

次のような話を聞かせてくれた。



南方戦争で戦っていたジャングルのなかで、

鉄兜を丼代わりにして、そのなかにいっぱいの落花生を盛り、

一粒一粒皮を割って食べていると、限がなく、

ただ、無心に幸せになり、戦争のことなど忘れてしまって、

こころが大らかになれた。



先生の話はそんな内容だったと思う。

同じジャングルを体験したこの人の場合は違う。

開高 健「花終る闇」。

「輝ける闇」「夏の闇」に続く未完の作品と言うことらしいが…



日記をつけようとするとあまりに嘘ばかり書くので私は愛想がつき、

少年時代のある夏休みからふっつりと日記の習慣をやめたきりなので…



という件(くだり)が出てきます。













コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。